634 Aug 23
サニタ・アル・ウカブの戦い
Qalamoun Mountains, Syriaサニタ・アル・ウカブの戦いは、634年にハリド・イブン・アル・ワリド率いるラシドゥン・カリフ軍と、包囲されたダマスカス守備隊を救援するためにビザンツ皇帝ヘラクレイオスが派遣したビザンツ軍との間で戦われた。戦いに先立って、カリフ軍はダマスカス市を他の地域から孤立させるつもりでいた。ハーリドはパレスチナへの道の南とダマスカス-エメサルートの北に分遣隊を配置し、ダマスカスに向かうルートに他のいくつかの小規模な分遣隊を配置した。これらの分遣隊は偵察として、またビザンチンの増援に対する遅延部隊として行動することになっていた。ヘラクレイオスの援軍は迎撃され、当初は優勢にあったものの、ハーリドが自ら援軍を率いて到着した際にアル・ウカブ(鷲)峠で敗走した。
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最終更新Mon Feb 05 2024